久しぶりに、夫の話〜我が家の萬平さん〜

我が家の萬平さんこと、うちの夫の話でも久しぶりに。
(※萬平さんとは、今やってる朝の連ドラ「まんぷく」の主人公。涙なしには見れないわぁ…夫を全力で支える福ちゃんを尊敬。私は保守派なお母さんに感情移入しまくり。私はヒロシの娘です…)
近しい人はご存知であろうが、はちみつキャンディー屋(仮)こと我が夫が、またまた新たな事業を始めた。
次はアカデミー事業である。がっこうだ。
0から作ったはちみつキャンディー屋の仕組み、マーケティング、ブランディングについて教えるのだ。
昨年末、着想からあっという間に告知を始め、12月から実施をはじめた。(その後継続的に開催)
何にしても、着想してから早い、早すぎる。
石橋が割れるまで辛抱強く叩き続ける私とは真反対である。そこに、石橋があるかないかは関係ないのだ、彼には。
今までも様々な場所を石橋ぬきで飛んで来た。
表面化する情報だけ追えばそれはそれは勢いがよく、周囲からは「たえちゃんの旦那さんすごい成功してるね!」というようなことを耳にタコができるほど言われて来たけれど、家人の私から見ると「成功って何?」状態である。今日もまた豚こましか買えない。
とはいえそんな私が、彼を見て、自信をもって言えることは、
彼ほど失敗をした人を知らない、と言う事だ。
石橋がない崖から飛び、だいたい向こう岸に渡れず垂直落下するのだが、「あ!ここ飛んでも死ななかった!」という大いなる収穫を得て帰ってくる。
「あと●せんち助走つけたらいけるかも!」
「ここの谷は水が流れてるから違うところにする!」
「この怪我はこの薬草で治る!」
「橋にする丸太を探してくる!」
「見つけた丸太でキノコを栽培するね!」
「そのキノコを売ってみよう!」
「売れたお金で岸の埋め立て工事すればいいじゃない!」
などなどなど・・・・
常に挑戦をし、失敗をしている。
そしてそこから学習をし、次の挑戦をしている。
妻として、それを注意深く観察しようものならば、その無計画(に見える)さに憤り、結果に心を乱され、次の挑戦へ口の1つや2つ、あるいは2000個くらいは出したくなる。
しかしそれをしたところで、私が「成功する方法」を知っているわけではない。
うちに限ったことではない。誰ひとり、誰かの(自分のすら)成功の方法を知っているわけではない。
結局は、やった人のやった事が全てで、やらないとゼロ。人への口出しは超簡単。
という事なんだと思う。
「ちょ、もうちょい期間を設けてさ、考えてみれば?」と言うと「考えてる間にやってみた方が結果が分かるじゃん」と言う。
なかなか踏み出せず、ねちねちしている私としては、なるほどそうねと刺激になる時も、大いにある。
が、生傷の絶えない夫を見ると、やはり心配は尽きない。しかしあまり考えないようにする。私は私のやるべき事に集中するのが最善だなぁ。
それを思うと、萬平さんの奥さんふくちゃんは本当にすごいねぇ・・・あれこそ内助の功(T_T)
ということで、私の三国一の花嫁の修行はまだまだ続く。え?三国一って修行だったの?
※何度も言いますがはちみつキャンディー屋さんは仮称で実在しません。夫の成り立ちはこちらを参照。そして今までの奮闘ぶりはこちらを参照。