4歳の羞恥心。

 
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私はなまけものだったので、
よくいろいろなことで母に怒られていたが
母の怒鳴り声なんて全然こわくなかったのであんまり聞いていなかった。

右から左に聞き流し
「ああうるへえうるへえ」
くらいにしか思っていなかったのだが

唯一心の核に届いたお叱りが
「クソババアって言うな」
と言うことでした。


うっかり言ってしまった時には
母は明らかにいつもとトーンが変わり
「あ、これはマジなやつやな」
と瞬時に察することができる声質に変わるのです。
(いや、他のもマジだったとは思うけど。)




母として怒る、ではなく


人間として、
女として、
絶対に侵されたくはない領域なんだな。


と思わせる気概を感じたのを覚えています。



もちろん母に聞こえないように、「クソババー!!!」と部屋の中でクッションに叫んだりはしてましたが。(かわいい♡)




で、私も
自分の侵されたくない領域に踏み込まれると
声色を変えてちぱに怒るのですが、
とはいえ「クソババア」は初耳だったので


時はきた、生きる上でのタブーを叩き込んでやろう


はりきって叱ろうとしたのですが、



その前に自分の罪深さに勝手に気づいたらしく
大泣きをしながら恥ずかしがり始めてしまったのです。




あまりにも泣くので「そうやろ?!恥ずかしいこと言ったよね?!言ったらいけん言葉よ!!!!!」と、叱ると言うよりはむしろ確認作業をすると



「モウ言わん!!!モウ言わん!!!!!ハズカシイ!!!!!ハズカシイからモウヤメテ!!!!!!!」


と爆泣きし、
なんだかこちらが加害者のようになってしまった。




辱めをうけたのはどちらかというと私なんですけどね・・・・・。





なんだかズルいわ。
とモヤモヤを抱えながら、消化不良の「初クソババア」でした。
(ちなみにそんな言葉誰が使ってたの?と聞くと、やはり保育園の上のクラスの男の子でした。男子ったらもう〜!)

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